エンディングノート
行政書士作成のモデル文例集とセット
伝えきれなかった家族への想いを
尊厳ある未来へとつなぐ
あなたの心に寄り添うエンディングノート

ソクラテスも考えたに違いないエンディングノート(尊厳の章)と
文例集&保存用封筒
簡単な記入方法
想いを込めて
家族との絆
エンディングノート目次
行政書士が作成したエンディングノート
私は佐賀県唐津市の塚本行政書士・社会保険労務士事務所の代表 塚本大助と申します。
今から7年程前、当時還暦を迎えた頃でしたが、家族の将来のことを考え公正証書遺言を作りました。
遺言の中身は家族全員に説明して作りましたが、公正証書となると財産関係の相続が主となり、祭司継承のことなども入れたものの、どうしても型にはまった内容となります。
もっと家族に伝えたいことがあるのに、遺言では限界と物足りなさを感じ、いろいろと考えた結果エンディングノートを作ろうと考えました。
そこで、市販のエンディングノートを買ってみましたが、生まれてからこれまでのことを書き込む欄も多く、いわゆる詳細すぎた内容で、なんとなく魅力がありません。
そこまで書き込む必要があるのだろうかと? と疑問に思いました。あまりに煩雑過ぎるのです。これを書く人がそれほどいるとは考えられませんでした。
必要なのは、これから先のこと。公正証書遺言に書けなかったこと、つまり、高齢になったときの医療や介護のこと、介護状況になったときのこと、葬儀や先祖の供養のことなど、そのような内容こそ残された家族にとって必要なことではないのか、と思い自分なりのエンディングノートを作り始めました。
ところが、数年後にガンが見つかり、遺言書とエンディングノートを読み直し、書き加える内容が出てきて修正を始めたものの、スラスラとはいきません。高齢化による弊害なのでしょう。そのとき思ったものです。
多くの方にとって、モデルとなる文章がなければ、エンディングノートを完成させることは難しいだろうということでした。そして、同じような立場の方たちの一助になればと考え、これまでの市販のエンディングノートにはないモデル文例集を別冊として作りました。
さらには保存用の封筒を加えた3点セットとなるオリジナルエンディンクノート【ソクラテスも考えたに違いないエンディングノート(尊厳の章)】を完成させたのです。大変作りやすくなっております。尊厳ある貴方の人生の記録としてご利用いただければ幸いです。















エンディングノート行政書士・モデル文例集とセット商品説明
この【ソクラテスも考えたに違いないエンディングノート(尊厳の章)】は
下記の3点セットでお届けいたします。
本編
カラー表紙のA4判
想いを記すメインノート
モデル文例集
白い表紙
参考になる文例を収録
保存用封筒
A4サイズ対応
大切に保管するために
この【ソクラテスも考えたに違いないエンディングノート(尊厳の章) 】は3点セットになっています。 カラーの表紙のA4判の『本編』と、白い表紙のモデル文例集、それと本編を書き上げた後に、そのA4判の本編を入れる封筒です。
その封筒を家族のわかりやすいところに置き、後日家族の方が『尊厳の章』を取り出し読まれて、貴方の思いを理解されることでしょう。 『本編』を制作する場合、何をどう書いたらいいか?
迷われる方が多いと思いますが、 それぞれの表題にあった内容を書かれていけば良いと思います。 一度に急ぐことはありません。あなたの書きたいページから書かれたらどうでしょうか ?
家族に伝えたい言葉、貴方の思いや希望を書き進めていけば、この『尊厳の章』も少しずつ完成していくことでしょう。
ただ、文章が苦手な人もいます。どのように書けばいいのか、迷われる方もいます。
そのような方は、モデル文例集を参考にしながら、それらの文章が自分の思いと同じならそっくりに写されてもいいし、モデルの文例を自分なりの言葉で修正、書きなおして進められるのも良いと思います。
万年筆でもボールペンでも結構です。 それと、何も自筆で書く必要はありません。パソコンで作り、そのページを切り取ってノートに張り付けられてもいいと思います。
後日読み直された時、事情が変わっているかもしれません。あるいは自分の人生観や家族に対する思いが変わっているかも知れません 。 そのような時は、そのページだけをパソコンで書き直して、新しい文章を貼り替えてください。ページごと修正が出来ます。
著者である私もパソコンで原稿を作り、それぞれの題名に合わせて文書を作って貼り付けています。将来の訂正を考えているからです。 そしてまた、どうしても文章が苦手なら、行政書士の私に問い合わせてください。
自分の人生や家族への思いを、行政書士に語り、その言葉を録音していただき、後日文書にしてもらったあと詳細に打ち合わせをしてこのノートを完成してもらう方法もあります。
どうか、貴方の生涯の遺産となるような『尊厳の章』を完成されますようご祈念申し上げます。
エンディングノートに関するお問い合わせ先
塚本行政書士・社会保険労務士事務所
〒847-0071 佐賀県唐津市和多田海士町5−16
TEL : 0955-73-4181
E-mail : myway@ruby.ocn.ne.jp / daisuke@tsukamoto-office.com


エンディングノートの作り方の見本
本編の、尊厳の章【モデル文例集】には、目次を見てもらえば想像がつくと思いますが、 約39ページにわたるモデルとなる文例を用意しています。 その中のいくつかのモデルを下記でご覧ください。
モデル文例集:1 病名の告知・延命治療について
『見本原稿』 1ページに掲載
ガンなどの難病や不治の病と診断された場合、告知して欲しいと思っています。絶対に隠すことのないようにお願いしたい。さらに、治療の内容についても医師と相談しながら、最後の決定は自分で行いたいと思います。
また、終末医療については、いたずらに延命だけを考え、痛みと苦しみの伴うような治療は避けたいと思います。 ただ、痛みの伴わないような抗がん剤の投与や放射線治療であれば行ってください。
人はいずれ死にます。早いか遅いかの違いだと考えています。重篤の場合あるいは危篤の状態で、意識がないのに、ものの3ヶ月や半年ばかりの延命をしたところで何等の意味はないと思っています。
尊厳ある最期を送るために、延命治療ではなく痛みの和らぐような、あるいは痛みを麻痺させると云われるモルヒネ類の薬を投与して欲しいと思います。 また延命治療としての遺漏などの治療は絶対にしないでください。
このような治療方法の希望については、私の遺言ともいうべき終末期のあり方でもあるので、担当医の方にも理解してもらうために、このページについては是非とも読んでいただき、私の希望を叶えるようにお願いします。
遺影について・葬儀で流す音楽
『見本原稿』 19ページに掲載
遺影について
今(令和〇〇年〇月時点)は、まだ決めていませんが、いずれ決めたいと思います。決めたら、仏壇の引き出しに入れておきます。
3年前に、ハワイに行った時のゴルフをしている写真が気に入っています。ぜひ、その写真を遺影として使ってください。
昨年、愛犬(トム)と一緒に撮った写真があります。ぜひ遺影にしてください。
今から、5年前に長いこと社会貢献をしたということで、国から褒章をいただきましたが、そのときのモーニング姿の写真があります。ぜひ、その写真を拡大して使ってください。 本物の写真は、斎場の入り口に飾ってください。
葬儀で流す音楽
ちょっとした洒落っ気で葬儀の席では音楽を流してください。 最後に、霊柩車が斎場を離れるときには、『川の流れのように』をお願いします。この曲は、美空ひばりの曲として知らない人はいないと思いますが、歌は省略して曲だけを流してください。
葬儀の途中で流す曲は、全員に焼香をしていただく時に、『吾亦紅=われもこう』をお願いします。この場合には、歌手の声は流してもらってもよいが、音量は低くお願いします。
家族のみなさまへ
『見本原稿』 28ページに掲載
この尊厳の章を書き終えたのは、令和〇〇年〇〇月です。エンディングノートとしては終活の場面を想定して書いたもので、この内容が法律的には強制力がないことは重々承知して書いていますが、私の現在の希望として真剣に書き残しているので、どうか遺言並みの拘束力があるものとして取り扱ってください。
また、この時点において遺言書は残していません。いずれ将来のことを考えたら、公正証書で作成しようと考えています。多分2年以内には用意しようと思っていますが、もしも遺言書を残すことなく旅立っていたら、この尊厳の章に記した精神を汲み取り、財産の相続などについては、尊厳の章に書いている通りに、円満に話し合いで解決されることを希望します。
尚、遺言書の代わりに、ここにあえて書き残しますが、相続財産の分割については、全体の中の3割を妻○○に、4割を長男の◎◎に、3割を次男の○○に、以上の割合で相続してください。
但し、将来妻が逝ったら、妻の財産については平等に相続してください。上記の割合については、抽象的ですが、いずれ公正証書で遺言書を作る場合には、具体的な分割方法を書き残しますので、遺言書を優先してください。
先祖の供養(祭祀)と菩提寺との付き合いについては、長男◎◎が行うようにお願いします。相続財産の分割が4割となっているのは、上記義務があるためだと心得てください。
家族仲良く、暮らしていかれることを望んでいます。孫についても立派な人間になるように、倫理観や正義感を教えながら養育されることを希望します。


エンディングノートよくある質問
このような質問が寄せられています。
エンディングノートと遺言書の違いは?
遺言書には法的な拘束力があり、エンディングノートには法的な拘束力がありません。しかし、遺言書には何でも書けるわけではなく、死後に関しての問題だけだと言っても過言ではありません。遺産相続や認知、祭祀継承などです。
その点エンディングノートは、強制力はないながらも遺産相続や事業継承などで希望を書くことができます。身近な人が困らないように、本人が重篤な状態になったときなどの延命措置についての希望も書けますし、介護、葬儀、埋葬、供養についてなど、いろんな内容を書くことができます。
つまり、エンディングノートは自由に自分の意思や希望、さらに残された家族に対しての、これからの生き方についての教えや、親戚付き合いなどのアドバイスなども書けます。
以上のような内容を書くことを難しく考えられる方も多いと思いますが、本書『尊厳の章』では、モデル文例集を別冊で用意しています。その見本文例を参考にすれば簡単に書けることでしょう。
このノートを何故ソクラテスも考えたに違いないエンディングノートとしたか?
これまでの世界の数千年の歴史の中で、4人の聖人がいると言われています。釈迦・孔子・イエスキリスト・そしてギリシャの哲学者のソクラテスです。この4聖人の哲学や教えは、長い歴史の中で語り継がれ現代にも引き継がれています。
人はどうあるべきか? 人はどのように生きていくべきか? という、難しい疑問を、弟子を通して我々人類に教えています。この聖人たちは、優秀な人間であるばかりに、力のある者や権力を持つ組織に疎まれ非業の死を遂げた人もいます。ソクラテスもしかりです。
ソクラテスの弟子にはプラトンがいますが、プラトンはソクラテスから教わった哲学を広めていきました。同時に人生の終わり方についての教えとその心理を聞いていたに違いありません。
ソクラテスは、人生最期の日々を未練たらしく生きていくのではなく、人生の終わりは気高くて尊厳あるものとして過ごしたのではないでしょうか? ソクラテスだけではなく、この4人ともまさに崇高な聖人たちです。
その4聖人に敬意を表しながら、その中の一人のソクラテスの名前を借りて、このエンディングノートを『ソクラテスも考えたに違いないエンディングノート』と名付けました。
エンディングノートの書いておきたい内容は?
エンディングノートをいざ書こうと思っても『何を書いたらいいのだろう?』と迷われる方も多いと思います。市販のエンディングノートもたくさんありますが、その内容たるや、本籍や生まれた時から小中学校時代のことまで書く欄があります。あまりにも詳細な内容になっています。
このエンディングノート・尊厳の章は、高齢になって自分が病気になったときの医療や介護について、葬儀や埋葬、その後の供養や家族への伝えたい言葉などを重点的に書けるようにモデル文章を用意しています。
大昔のことや、幼稚園や小学校時代のことなどは書こうとは思われないのではないでしょうか? ただ、『家族のみなさまへ』というページを5ページ用意していますが、伝えておきたいことがあれば、たとえ古いことでも書ける空白のページを設けています。
預金の内容や証券を置いているところ、あるいは具体的な相続分割の希望を書いてもいいと思います。また貴重品などの保管場所、不動産については役所から固定資産名寄帳というのが税務課などから取り寄せられますので、その名寄帳をこのページに張り付けることも残された家族にとっては有難いことでしょう。
エンディングノートは何歳から書けばいいの?
年齢の決まりはありません。成人になったら書いて良いと思いますし、ある程度の歳月が経れば考え方も変わってきますので、その時には書き直されてもいいと思います。
大部分の人が、古希を迎えた頃からエンディングノートや遺言を用意しようかなぁと考えられるようです。ただ、シングルマザーのような立場の人は、子供のためにも早くから用意される方が良いようです。
子供のこれからの人生について、自分が亡くなった後の頼っていく人のことや、生活するための経済的な問題などについて、様々なことを伝える必要があります。もしものことがあったときの、対応や方法を伝える役割をエンディングノートに託すことができます。
エンディングノートの作成を人に依頼することもできる?
文例集には、モデルとなる文章を用意していますが、それでも書くことが苦手の人、あるいは字がヘタだから書けないと思われる人、など作成が進まない人は、パソコンで書いて、印刷したその文章をページに貼り付けたらどうでしょうか。
いずれ内容を変更したいとき、その上に新しい文章を貼りつけても良いのです。あるいは、人に頼むことも出来ます。例えばお近くの行政書士の方に依頼して、作成してもらう方法もあります。
エンディングノートはどこに保管すればいいのですか?
エンディングノートは、自分がいざという時のために家族に貴方のやり残したことを託したり、最期のお願いをするためのノートです。一方遺言書は、貴方の死後に身内などが財産の相続の分割比率などを希望として書くもので、遺言書を開封されるのは死後のことです。
それに比べエンディングノートは、貴方の生前に身内に託したいことを書くものです。つまり病名の告知や延命治療についてなど、人生最後のときの願いと希望を書きますが、死後に読まれても役に立たないことも多いと思います。
むしろ、最期の時を迎えていて、口頭で伝えられないことを書いてあるのがエンディングノートです。ですから、エンディングノートの保管場所や、貴方が重篤な状態になったときには読むようにと伝えておかなければなりません。ですから、エンディングノートの保管場所としては、身内の方に伝えておくのが最善の方法です。


人生100年時代を迎えてのエンディングノート
高齢期となり仕事はしなくなったものの、人生100年時代と言われる現代、まだまだ人生は続きます。 貴方の人生は、あと何十年も残されていますが、貴方はこれから何をしますか?
100 歳までの夢や希望はありますか? 何もせずにただ歳を重ねるだけでは、これからの人生はあまりにも寂しくはないでしょうか? 健康で高齢を維持することこそ、貴方の目指す人生のはずです。
そのためには趣味や目的をもったことなどを計画してみませんか? 体力を維持するためには、ボーリングやゴルフ、あるいはバドミントンなどもいいかも知れません。あるいは家庭菜園や簡単な山登りなど。
また、高齢になれば痴呆症の恐れがありますので、頭を鍛えることも必要かも知れません。行政などが行う高齢者大学などに行くのも楽しそうです。将棋や囲碁なども大脳を刺激してくれそうです。あるいは俳句の会などにも入ってみるのもいいでしょう。
その覚悟のほどを書くのが、『人生100年時代のためのこれからのチャレンジ』のページです。これからスタートとしたいことをここに書いて計画しませんか?
いずれ、貴方の子供さんやお孫さんがこのページを読まれた時、貴方のチャレンジ精神に驚かれるだけではなく、尊敬に値する人だったのだなぁと改めて思われることでしょう。
エンディングノートを申し込んだお客様のよくある質問
Keiko
私は、8歳の娘と二人暮らしの35歳のバツ一の母親です。旦那のDVがひどくて弁護士を入れての離婚でしたが、人の運命はどうなるかわかりません。事故や病気で突然私があの世に行ったら、その後の子供はどうなるのだろうと心配でたまりませんでした。ただ、今回モデル文章のついたエンディングノートを読んで、それなりの覚悟ができ、エンディングノートを完成させました。もちろん長生きはしたいですが、いつの日か、娘がこの文章を読んでくれるかと思うと、気分が軽くなりました。
Kotaro Tanaka
妻に先立たれ再婚したのですが、15歳の息子が精神的におかしくなってしまいました。再婚相手とは喧嘩はしていないのですが、いわばグレたというか、私に対しても返事もしません。再婚相手は、家政婦のように家のことで働いてくれるのですが、ありがたみもわかっていないようです。いつか、読んでくれるようにと、今回このエンディングノートを書きました。現在の私の気持ちを書いています。私が死んだ後に真剣に読んでくれることを期待しつつ、このようなエンディングノートは絶対的に必要だと思いました。
Mitsuyo Hori
私は75歳になりますが、自分のことなのに文章が書けません。歳なのでしょうね。ですから、ほとんどをモデル文例集を丸写しのようになりましたが、完成しました。文例集を映しながらの作成でしたが、自分の気持ちを書けたと思っています。
Kayoko Takahira
モデル文章例は、あくまで見本ということでしょうが、自分のことを書いてあるみたいで、つい涙ぐみました。その文例を見ながらなので、簡単に完成しました。
Sumi
父は肺がんを患い、亡くなる2か月前にエンディングノートを見ました。半年ほど前から用意していたようです。病名の告知は必ずするように、難病ならば無理な治療はするな、延命措置もする必要はないと書いてありました。母や兄弟たちと話し合いをして、父の思い通りにしてあげようと担当医にもエンディングノートを読んでもらいました。父の希望通りに天国に送れたと思っています。
エンディングノート申し込みフォーム
貴方が今からチャレンジしようとされているエンディングノートは、本編の「尊厳の章」1刷と「モデル文例集」1刷、完成後のノートを収容する封筒1個の、3点セットとなっています。
料金については、消費税・郵送料を含めて3,000円です。
FAXでのお申し込みはこちらです。FAX:0995-74-5030